「循環」が未来をつくる―和紙・かじがら・そして環境教育のこれから―

大阪・関西万博会場 ギャラリーWESTにて、環境省が行う企画展示「2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて」と「日本の国立公園」が開催されます。会場では、日本大学芸術学部デザイン学科×カミスク×キョウイクデザインによるカジガラモニュメント「つつむ(TuTuMu)」の展示を行います。
また、19日(金)には、「つつむ(TuTuMu)」制作の背景を語るトークセッション「自然とともに生きる技(わざ)― 和紙と里山が語る「循環」の思想 ―素材を最後まで使い切る、日本の美意識と未来へのヒント」を開催します。

日本の伝統文化「和紙」は、自然素材と人の技が織りなす、持続可能なものづくりの結晶です。和紙づくりに欠かせない楮(こうぞ)や里山との関係、そしてその副産物「かじがら」の創造的活用をテーマに、職人・アーティスト・教育の実践者が素材を最後まで大切に使い切る思想から、里山保全や地域文化、未来の環境教育を考えます。

主なテーマ
・和紙と里山:素材と環境の共生
・かじがらの再発見:副産物に命を吹き込む
・“循環”の思想を未来へ

開催概要
日時:2025年9月19日(金)13時~14時
会場:大阪・関西万博会場 ギャラリーWEST
参加費:無料/事前申込不要

主催:環境省

登壇者(予定)
西村優子(紙の造形作家/一般社団法人カミスク代表)
北岡竜之(紙すき職人)
平野雄介(合同会社キョウイクデザイン代表)